明日はオンラインオンライン現職セミナー2021冬 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 12月 24, 2021 本日終業式を迎えた先生方は多くいらっしゃることと思います。お疲れ様でした。明日のセミナー、どうぞよろしくお願いいたします。先程、ご登録いただいた皆様宛に、事前資料やZoomのミーティングID等を送らせていただきました。お目通しいただければ幸いです。それでは明日のセミナーにて、オンラインですが皆様にお会いできることを楽しみにしております。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
「やまなし」を通して、個別最適な学びについて考える - 11月 05, 2024 11月2日土曜日に、本校有志による「個別最適な学び研究会」による授業公開が行われました。国語科からは小野田が「やまなし」の実践を行いました。 あいにくの天候でしたが、様々な地域の先生方が集まり、有意義な会となりました。当日の発表スライドを添付しておきます → やまなし 指導案 やまなし 発表資料 研究会としての主張を端的に述べれば、「見方・考え方」を働かせることが個別最適な学びには欠かせない、ということになります。 今回は「言葉による見方・考え方」について、実践により近づけて捉えるために、添付した資料のように、学習指導要領の総則に立ち戻って、あらためて国語科における「見方・考え方」について考え、提案しました。 文学の授業では、子供たちに作品の時間や空間、人物について概念的に理解を深めていくことが、語り手の様々な工夫に気づいていく、ということが提案の骨子です。 今回の授業では「空間」に着目して「「五月」と「十二月」の川は、どんな川なのか」を学習課題として行いました。個別学習において、この問いは有効に機能し、子供たちは実に様々な川の描写に着目して、川という場所について理解を深めていきました。 一方で、個別学習したことをいかに共有していくか、という点については、まだまだ課題が残っていると思います。今回は黒板を写真のようにグラフィックレコーディングの手法を用いて記録することを試みました。これが共有のツールとして効果的だったのかは、まだ何とも言えません。。協議会で話題になったように、共有の場を別に提供することも可能だったと思います。また、教師の支援の仕方にも工夫の余地があったように思います。今回は、問いを確認したり、子供たちの学びを価値づけたりすることに重きをおきましたが、他にもやるべきこと、やれたことはあったのではないか、とも思います。個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実の実現は、そうたやすいことではないのでしょうね。 この実践の続きは、またこのブログで書きたいと思いますが、11月26日(火)18:30頃から、国語教育近代化・授業創造の会で実践報告をする予定です。JR中野駅周辺で行う予定です。オンラインでも同時開催いたします。もしご興味があれば小野田( yonoda11@u-gakugei.ac.jp )までご連絡ください。場所、もしくはZOOMのリンクをお Read more »
第13回KOGANEI授業セミナー レポート - 2月 05, 2024 先日のKOGANEI授業セミナーには多くの皆様にご参加いただき、無事に盛会に終えることができました。振り返りの記事をあげたいと思います。 授業Ⅰ 「物語の不思議さを考え、伝え合おう」廣瀬修也 教材名:「みきのたからもの」 授業Ⅰは、新教材の「みきのたらかもの」を用いた授業でした。私も本実践で初めて読みましたが、かなり不思議なお話です。この教材性を生かし、問いを考えるという切り口で実践化した授業であったと思います。 本時では、前時の問い「ナニヌネノンはどんな顔?」について振り返るところから始まりました。ナニヌネノンが挿絵で一度も登場しないことに触発された問いと考えられますが、子供からは「みんな宇宙人っぽい」という発話がされました。後の協議会では、この点について言及される場面もあって、私も考えさせられました。確かにこの問いについて、本文中に明確な根拠はありませんが、それでも子供達が描いたナニヌネノンには、子供達の想像するナニヌネノンが描かれていたと思います。それは子供達が物語から受け取ったナニヌネノン像であったと考えられます。もちろん読み違いもあると思いますが、お互いのナニヌネノンからどんな感じを受けるか話し合う活動を通して、ナニヌネノンの人物像について話し合う展開も考えられたように感じました。そしてその時、本文と結びつけて、自分のナニヌネノン像を語り出すようにも思います。 本時の中心の問いは「どうして石から風の音が聞こえるか」でした。これも本文中に明確な根拠はありませんが、ある子は「海の音にも似ているって書いてあるから、海の水がかかったのかな」と発話していました。このようにわずかであっても本文から手がかりをつかもうとする姿が素敵だなと感じます。この描写から想像を広げる展開も十分考えられたように思いました。 廣瀬の提案の柱は「問い」でした。低学年であっても、いや低学年だからこそ(?)授業中において「問い」が生成される場面もたくさん見られた授業でした。この生み出された問いをどのように扱えば良いか、国語科部としても検討したいと思います。 授業Ⅱ 「体験!発見!物語の面白さ」橋浦龍彦 教材名:モチモチの木 授業Ⅱでは、登場人物に共感して読むことを目指した授業が行われました。この提案は、橋浦が子供の実態として「他者意識が乏しい Read more »
こがねいこくごセミナー2024「国語科の見方・考え方を問う」申し込みページ - 6月 26, 2024 こがねいこくごセミナー2024「国語科の見方・考え方を問う」の申し込み受付を開始いたします。 お申し込みはこちら↓ https://forms.gle/vQwzJPViGXETjQfs9 昨年度は、グラフィックレコーディングや演劇的手法をテーマにセミナーを行いましたが、今年度は現行学習指導要領のキーワード「見方・考え方」の再吟味をテーマにセミナーを行います。 現行学習指導要領の完全実施から4年ほどがたちました。次期学習指導要領の動きも気になる頃ですが、この時期に改めて現行の学習指導要領に向き合うことも重要ではないかと考えます。 現行の学習指導要領では、コンピテンシー・ベースへと変わったことで「見方・考え方」という概念が導入されています。国語科では「言葉による見方・考え方」ですね。現行の学習指導要領の一層の実践化を図るために出された令和答申では、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実、という新たなキーワードが出されましたが、この実現にも「見方・考え方」を働かせることが深く関わっています。 教科学習において、単に個別学習を取り入れるだけでは、教科の学びを深めることはできません。「見方・考え方」を働かせた学びとは、どのような学びなのでしょうか。本セミナーでは、「言葉による見方・考え方を問う」をテーマに、授業実践を行います。 指導・講評は文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官/国立教育政策研究所 教育課程調査官・学力調査官の大塚 健太郎先生です。大塚先生は、本校国語部OBでもありますが、このテーマであれば、大塚先生に指導・講評をお願いすることが最適だと考え、お願いいたしました。 国語科における本質的な学びとは何か、皆様と熱い議論ができることを楽しみにしています!奮ってのご参加をお待ちしております! セミナー後に懇親会も予定していますので、あわせてご予定いただければ幸いです。 (小野田雄介 yonoda11@u-gakugei.ac.jp) Read more »