【現職研2023夏特集⑤】実験授業を振り返って

 …前回(→【現職研2023夏特集④】実験授業・授業をグラレコしてみた!)の続きです。

黒木さんと振り返りつつ、黒木さんにグラレコをしていただいたのが写真になります。もう2か月ほど前になりますが、この記録を見ると色々思い出されます。

まず、真ん中の「詩の世界を読み広げよう」!これがもともとのテーマだったのです。宣伝の関係でグラレコが前景化してしまってますが、詩(文学)の世界を読み広げるときに、グラレコが効果的なのではないか、という順序で進んだ企画でした。ある方から個人的にメールをいただいて、思い出したことでもあります…コメントをもらうって大切なことですね。

※そういえばこのブログにもコメント機能がありますので、もし感じたことなどありましたら、遠慮なくコメントを書き込んでいただければと思います!または小野田(yonoda11@u-gakugei.ac.jp)までご連絡いただいても構いません!


振り返りの話に戻ります。3色に色分けしていただいていますので、それに沿って話していくと…
まずは青色ですね。これは「いつもの授業とちがったところ」。
この時間、記録は全て黒木さんにお願いしていましたので、私は板書から解放された状態でした。板書しなくていいとなると、いつもよりも心に余裕がありました。やはり聞きながら書くって、結構な負担なんですね。。心に余裕があるっていいことです。子供の言葉がよく聞こえました。
今回のセミナーは実験的なところも多分にありますから、本番も記録は黒木さんにお任せする予定です。それじゃあ普段の授業に全然取り入れられない…という声が聞こえてきそうですが、そういうセミナーもあってもいいんじゃないか、すぐには役立たないことについて、セミナーという場だからこそ考えてもいんじゃないか…このことはまたどこかで機会があれば書きたいと思います。とりあえず今回の授業は特別です。あえて通常の教室、授業とは違うことばかりやってます。でも、はみだしてみないと見えないこともあるんじゃないかという気持ちでやってみたいと思ってます。

次は黄色です。やってみて、グラレコはレコーディング(記録)というより、その場で即興的に生み出されるひとつの解釈なのだと思いました。黒木さんが言語ではなく、グラフィックという形で話し合いに参加しているというか…そういう対話空間になっていたと思います。

最後は赤色ですね。ここは当日、ぜひご意見をうかがいたいところです。板書から解放されているということもありますが、教師も一人の話者として、空間の中にいたなと感じています。いつもの「教師ー学習者」とは違う関係といいますか…そして一緒に詩の世界を創造していたように思っています。セミナーでご講演いただく大澤先生もご関心があるところだと思うので、このあたりのお話が聞けるのではないかなと楽しみにしています。

(小野田雄介)

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現職研セミナー2023夏「授業をグラレコしてみる」

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