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Koganei 国語セミナー2023冬「どうする?演劇的手法」申し込みページ

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Koganei 国語セミナー※2023冬「どうする?演劇的手法」の申し込み受付を開始いたします。 お申し込みはこちら↓ https://forms.gle/bBN4zgELsmAKgxHG9 近年、国語教育において注目度が高まっている「演劇的手法」をご存知でしょうか。一人一台端末の導入で、学び方が大きく変わる時代にあって、身体や空間に着目した「演劇的手法」もまた、新たな注目を集めています。 「演劇」と聞いて、「そういうのは苦手です」と思った方!「演劇的手法」は決して人前で演技することを目的としたものではありません!詳しくは本学の渡辺貴裕先生のこちらの資料(→ 全国大学国語教育学会・公開講座ブックレット2018より )に分かりやすくまとまっていると思いますので、お読みいただければ幸いです。時事通信社から発売されている 「なってみる学び 演劇的手法で変わる授業と学校学校」 もお勧めです。 私自身、演劇的手法に関心をもちながらも、いまいちどうしたらいいのかわからない…という思いをもっていたので、踏み出すのに躊躇する気持ちはとてもよく分かります。もちろん演劇的手法が完璧な方法というわけではありませんが、国語の学びにおいて新たな側面を照らし出していると思います。…言われれば言われるほど怪しいですね…そこで小金井小国語科部が橋渡し役になって、演劇的手法について学べる場をつくってみようと思い、今回の企画に至りました。 内容は盛りだくさんですが、午前中は教員向けのインプロ(即興演劇)研修です。長年インプロの研究を行ってきた足立区立桜花小学校の神永先生を講師にお招きしています。国語教科書に紹介されているインプロ・ゲームを体験するなどの内容が計画されています。乞うご期待です。 午後は、成蹊小学校・林久博先生が、本校の三年生に飛び込み授業を行います。朝日新聞の花まる先生でも紹介された林先生( 劇遊びで弾けよう 成蹊小学校・林久博さん )の授業が生で見られると思うと、今から楽しみです。 そして最後は先程ご紹介した渡辺貴裕先生にご講演いただきます。渡辺先生の話を聞かないと演劇的手法は語れない!!それぐらいに思ってお呼びしています。きっと当日の神永先生のワークや林先生の授業を受けてお話しくださると思っています。こちらも楽しみです。 …今回のセミナーは、小金井小国語部の出番はありません!皆様と一...

教育実習を終えて──伝えることは意外と少ない?

 先週、本校の6週間に渡る教育実習が終わりました。私のクラスでは、前期6名、後期6名の合計12名の実習生が3週間ずつ受け持ちました。 教員ならば誰もが通る道ですが、教育実習を機に教員という仕事に就くことを現実的に考え始めた人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。今回に実習でも、そのような学生にたくさん出会えたことは、この教職希望者減少の時代にあって、ありがたいことだと感じています。 6週間も実習生の授業を見てコメントすることを続けていると、だんだん同じようなことを繰り返し話していることに気付きます。つまり、授業をする上で私が気にしていることはそんなに多くはないのかな、ということです。実習期間中は、実習生の授業が多くなりますが、途中で私が授業に入ることもあります。そんな時は、自分が実習生に話していることをなるべく具体的に見せられるように努力します(これが難しい…授業に対して色々言うのは、結局言うは易し…なのだと思います)。教育実習は、もちろん学生のためですが、意外と指導する側にとっても基礎的な部分を確認する機会になっていると感じます。 今回は私が実習生に繰り返し言っていたことを、いくつか紹介します。 ①逆から考える 授業の最後に、子供が何ができるようなっていればよいのか、具体的な活動で示す、と言う意味です。 実習生は授業を前から順に考えていきがちで、導入は盛り上がるけれども、その後が続かない…という授業が多く見られます。そういう場合に、「逆から考えてみよう」と伝えています。ねらいを達成している姿(そもそもそのねらいでいいのかの確認も大切です)を、具体的な活動レベルで考え、そこに至るまでの学習活動を考えさせます。45分という限られた時間でできる活動は、せいぜい3〜4つです。この組み合わせで、ゴールにたどり着けるのかを考えさせて行きます。 ②活動の〇〇 授業は学習活動の組み合わせで展開されますので、この「活動」についての言及も多かったです。例えば… 「活動の渡し方」:実習生は指示すれば伝わると思っていることが多いですが、言葉の指示だけでは子供はなかなか動きません。どのような渡し方をすれば良いのか、考えていく必要があります。よく見られるのは、例を示すことでしょうか。「こんなふうにやるんだよ」と教師が実際に示してから活動を渡すと伝わりやすいです。それ以外にも、途中ま...

感想のもち方~「たずねびと」の実践から~

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 小金井小は、現在教育実習の真っただ中です。実習は前期・後期それぞれ3週間、合計6週間行われます。それぞれの期間に6人ほどの実習生が来ますので、この6週間の間に、各クラス10人以上の実習生を迎えることになります。 今回私のクラスに配当された実習生は、国語の時間に「たずねびと」の学習を行いました。主に、指導要領C⑴オをねらって、言語活動を「ミニ読書感想文」に設定しました。「感想を書く」とういう活動はよくあるようで、意外と子供たちの感性に委ねられているところがあるかなと思いましたので、私も実習生がつくった単元の中に入って、何時間か担当しました。 印象に残ったのは、第2時の「学習の見通しをもつ」授業でした。ここでの「見通し」とは、どんな読書感想文を書くか、ということになることを確認し、子供たちと考えていきました。 板書の📖の中に書いてあることは、物語の中のこと、その外側に書いてあることは、物語の外のことです。 ここで考えさせられたのは、(特に「たずねびと」という作品は)感想をもつというのは、物語の中だけで考えることもできるし、物語の外とつなげることでも考えられるということです。 子供たちの中には、物語の中にとどまって、自分と同い年の「綾」の心情をじっくり考えたいという子もいれば、物語の外のこと、例えば原爆のことについて調べて感想文に加えたい、また現在世界で起きている戦争のこととこの作品をつなげて感想を書きたい、という子もいました。どちらもいいなと感じました。感想のもち方って、そういえばじっくり考えたことがなかったなと思ったので、私にとっても有意義な時間になりました。 (小野田雄介)

オンライン授業実践報告 自分に取材!?~「見出し」と「本文」~

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  先日行った現職研のアンケートに、「汎用性」について、何人かの方からご指摘いただきました。公開授業をすると「附属だからできる」という声はよく聞きます。確かにそういう面はあると思います。でもその一言で片づけてしまうのも、ちょっと乱暴な気もします。「汎用性」について考えることは、「附属だからできる」問題を考えるうえで欠かせない視点です。  でも「汎用性」を証明することは簡単ではありません。そう考えると、公開授業だけではなく、もっと身近な話題を、積極的に発信していくことも必要に思えてきます。  …ということで、本ブログのラベルに「授業レポート」を追加しました!このラベルがついている投稿は、日頃の実践の紹介ですので、以後お見知りおきください。 ↓↓↓ 昨日、本校は台風接近で交通機関に影響が出ることが見込まれたため、急遽オンライン授業となりました。言うのは簡単ですが、オンライン授業で6時間分考えるのはなかなか難しいです。。 私が今回選択したのは、光村図書5年の「新聞を読もう」です。デジタル教科書の「ワーク」機能を使って新聞に関する用語(見出し、リード文、本文)などを確認した後(デジタル教科書のワーク機能は、なかなかいいです)、桐生選手の記事の読み比べを行い、見出しと本文の対応関係について話し合いました。 そして最後のまとめの活動として行ったのが、今日の自分に取材して、見出し付きの簡単な記事を作成する活動です。 学習ストーリーとしては、子供たちに「5の2デジタル新聞」の記者になってもらい、〇〇氏(自分)の今日を取材して記事にする、というものです。 記事を投稿する場所は、Microsoft teams にしました。この日は、台風でいつもと違う朝を送った子供たちの様子が投稿されて、読むのが楽しかったです。「書くこと」の学習アイデアとして「デジタル新聞」は今後も取り入れられそうだなと感じました。 (小野田雄介)

現職研2023夏「授業をグラレコしてみる」を終えて

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 8月26日土曜日に、無事に現職研セミナーを終えることができました。ご参会の皆様とともに、学びの多いセミナーとなりました。セミナーの様子を簡単にレポートしたいと思います。 ワークショップ「チャレンジ・グラレコ」 午前中は黒木さん、畑田さんに担当していただき、ゲームやグラレコ(エモーショナルキャラクター)に取り組みました。この日初めて会う方が多かったと思いますが、これらの活動を通してご参会の皆様の距離がぐっと近くなったように感じました。 グラレコはただの記録ではなく、感情やその場の空気なども可視化し得るという言葉はとても勉強になりました。グラレコそのものが生命感をもつことで、話し合いを活性化させることがあると思いました。線一本でもいろいろな線があり、それを書き足していくことで全体ができあがっていく過程を体験することができたのではないかと感じています。 公開授業「詩の世界を読み広げよう」 午前のワークショップを受けて、午後は子供たちと「海の駅」を読みました。谷川俊太郎の「詩は意味とともに存在を描いている」という言葉をヒントにして、詩がもつ二義性に迫ることをねらいとしました。 夏休み明け、また参観者も多かったことから子供たちの緊張度は高かったですが、よく頑張っていたと思います。子供たちにとって、この詩に出てくる「ぼく」の心情はかなり共感できるものだったようで、そこにこだわっていたなと、振り返って思っています。意味だけではなく存在を感じられるようにしたかったので、言葉の意味が薄まっていくことを目指しましたが、やはりそれは容易ではありませんでした。それでもそこに挑んだことは価値があったと思っています。ある子は最後の振り返りに次のように書いています。 「私は、はじめ詩を読んだとき、「駅」はかんがえていなくて、今日友達の意見を聞いたら、海の中の岩が駅なのではないか、と言っていて、ぼくが海の中までいって、機関車がまっている感じがしました。海の中に駅があるイメージはなかったけど「海の駅」と考えてみると、たしかに海の中に駅があるイメージになった」 この子の「感じがした」というところに、存在として詩に触れている様子をみることができるのではないかと思っています。はっきりとは言えないけれど、そんな感じがするという実感を、特に詩の授業では大切にしてよいのではないでしょうか。それが詩の二...

現職研にご参加の皆様へのお願い

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「現職研セミナー2023夏」の開催が、いよいよ今週末に迫って参りました。 ご参加の皆様へ、事前にいくつかご案内をさせていただければと思います。 ⑴入校について  現在、本校は改修工事中でして、大変申し訳ないのですが、当日皆様には様々なご不便をおかけすることと思います。  入校ですが、 京王バス「学芸小前」のバス停のすぐ近くの門よりお入りください。 門のところに係の者がいますので、受付を済ませていただければと思います。 参加費(一般2000円、学生1000円 ※学生証を提示 )を現金でご準備ください。   大学正門から入られても本校に入校することはできませんのでご注意ください(土曜日のため東門も開いていません)。 おすすめのルートとしては、JR武蔵小金井駅北口から発車する、京王バス武31中大循環に乗車して「学芸小前」で降車していただくとスムーズかと思います。   ⑵会場について  会場は第2食堂になります。当日は案内を出しておきますので、そちらをご確認いただければと思います。尚、靴置き場がありませんので、 当日は外靴を入れる袋をお持ちいただければありがたい です。またお手数をおかけして大変申し訳ないのですが、 内履きをご準備いただける方は、ご準備くださるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。 ⑶昼食、飲み物について  「学芸小前」のところ門から出て右へいくとセブンイレブンがありますが、少し距離があります。会場の第2食堂で、昼食をとっていただけますので、あらかじめお持ちいただいても構いません。 ⑷服装について  グラレコワークショップでは、床に模造紙を置いて活動する予定です。動きやすい恰好でお越しください。 以上になります。お願いばかりで申し訳ありません。 当日、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。よろしくお願いいたします。 (小野田雄介)

【現職研2023夏特集⑥】「海の駅」

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セミナーの公開授業で扱う詩は、谷川俊太郎の「海の駅」です。「海の駅」、ご存知でしょうか。 「ぼく」がいらなくなったおもちゃを捨てたいけど捨てられない…そんな気持ちが書かれた詩です。思春期に近い5年生の子が読むのに、ちょうどよい詩かなと思って選びました。またせっかく夏休みに行う授業なので、夏らしい詩がいいなと思い、「海の駅」にしました。 「海の駅」というこの題名が、絶妙だなと感じています。海の駅、そのものは詩の中には出てこないのですが、出てこないのですが…出てきているのです…詩人の力を感じます。 一学期の終わりに、子供たちと1時間、この詩を読んでいます。夏休みに授業を行うので、初読から少し時間をおいて改めて読むのもいいかなと考えて行いました。詩の世界を読み広げるには、ある程度時間がかかるようにも思ったので。 1時間目の子供たちは、詩に書かれたことの意味を読みとろうとする読み方がほとんどでした。それが自然な子供たちの読み方なのだと思います。でも初読から一か月ほどがたってから読むセミナーの公開授業では、意味の読みとりに終始するところから、詩の世界を読んでいくところにいけると楽しいなと思っています。そのためのグラレコでもあります。 また今回は、縁あって黒木さんのお知り合いで、演劇関係のお仕事をされている畑田さんにも授業にご参加いただけることになりました。畑田さんには、詩の朗読をお願いしています。朗読によって生まれるイメージもあるのでは、と思っています。 お時間がありましたら、「海の駅」を読んでみてください。 (小野田雄介) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 現職研セミナー2023夏「授業をグラレコしてみる」 に 参加申し込みがまだの方は下のリンクからぜひ奮ってご参加ください! すでにお申し込みの方も、お知り合いの方をお誘いいただければ幸いです。 お申し込みはこちらのページへ!

【現職研2023夏特集⑤】実験授業を振り返って

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 …前回(→ 【現職研2023夏特集④】実験授業・授業をグラレコしてみた! )の続きです。 黒木さんと振り返りつつ、黒木さんにグラレコをしていただいたのが写真になります。もう2か月ほど前になりますが、この記録を見ると色々思い出されます。 まず、真ん中の「詩の世界を読み広げよう」!これがもともとのテーマだったのです。宣伝の関係でグラレコが前景化してしまってますが、詩(文学)の世界を読み広げるときに、グラレコが効果的なのではないか、という順序で進んだ企画でした。ある方から個人的にメールをいただいて、思い出したことでもあります…コメントをもらうって大切なことですね。

【現職研2023夏特集④】実験授業・授業をグラレコしてみた!

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実は今回のセミナーに先立って、5月の末に、黒木さんをお呼びして今回のセミナーに向けた実験授業を行っています。あまりにも未知の企画でしたので… セミナーが夏休み中に行われることを想定して、投げ込みでもやりやすい詩の授業に取り組みました。このとき読んだのは、まど・みちおさんの「地球の用事」(理論社/2010年)です。 最後の一連の跳躍が特徴的な詩なので、あえてそこは隠して授業を進めました(※写真は授業後のグラレコになりますので、すべて描かれた状態です)。 授業は「今日読む詩は「〇〇の用事」だよ。「用事」って聞いて、みんなはどんなことをイメージする?」という言葉で始めました。黒木さんは真ん中に「○〇の用事」と書いて、 あとは左から時間軸にしたがって描き進めていました。 「用事って、本当は用はないけど用があるふりをするときに使うよ」と、大人の使い方をしている子供もいましたが、用事という言葉には、確かにそういう便利な使い方があるかも… 準備運動が終わると、最後の一連を載せていない詩を子供たちに配り、詩の世界を読み広げていきました。詩の内容は、赤いビーズが落っこちて、転がって、畳のすみのこげ穴にはまって…というものです。 話し合いの内容を黒木さんが可視化するのを見て「ビーズが冒険しているみたい」とある子がつぶやいていましたが、言語でのやりとりがグラフィックで返されていく感覚がとても新鮮でした。ビーズの絵が描かれると、それを動かしたくて、発言していた子もいたように思います。私もこの日は板書から解放されていたましたので、いつもよりも子供たちの声に耳をすませられたように思います。 授業の終盤、「ビーズに用事があったのは誰なんだろう」とたずねると、畳やらこげ穴やらそよ風やら…(これはこれで素敵な想像だなと思いました)様々に答えが飛び交う中で一人、「地球!」と言い当てた子がいました(すごい!!)。一瞬きょとんとした子供たちでしたが、じわじわと「ああ」「そういうことか」となっていきました。 黒木さんが右隅に大きな地球の絵を描くと、「地球の用事ってなんだったんだろうね」と子供たち。「君も地球にならないか?みたな!」とある子が言うと、「どっちもまるいしね」「青と赤の対比もいいよね」などとつなぐ子供たちの意見に思わず私はうなってしまいました。 詩ですから、このような読み広げが大切だと思うのですが...

【現職研2023夏特集③】絵が描けないとグラレコできない?

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 さて、授業にグラレコを導入するにあたって、一番最初に頭によぎる疑念は「絵が描けないから無理か…」ということではないでしょうか。私も絵は苦手です。 でも時代はありがたい時代に突入しており、グラレコの書籍を手に取ると、どの書も決して絵が描けない人を門前払いすることはありません(そりゃそうだ…)。その一番の理由は時間です。グラレコは限られた時間で話し合いの可視化を試みるので、そもそもリアルな絵は求められていません。スピーディで、およその雰囲気がわかることが重要なのです。 スピーディに、およその雰囲気を伝えるために、多くの書で示されているのが、簡略化されたアイコンです。絵文字と言ってもよいかもしれません。お手本があるので、これならば絵が苦手な人でも簡単に真似ることができます。スマホで「なつ」と打つと、様々な絵文字が出てくるように、授業でよく出てくる言葉を中心にアイコン化しておくと、板書で使えるグラフィックが増えていきます。これだけでも板書の雰囲気はぐっと変わってきます。 でも私がグラレコの可能性を感じたのは、今回お呼びしている黒木歩さんのワークショップに参加したときでした。(黒木さんについてはこちらの「視覚実験教室」のサイトをご覧ください!→ https://ayumi-artlabo.net/ ) 本学の渡辺貴裕先生が、昨年12月に教職大学院内の勉強会として企画してくださった「グラレコワークショップ」。その講師に来ていただいのた黒木さんでした。グラレコに関心をもっていた私にとっては、願ってもない企画… そのワークショップの詳細を語ることは、今回のセミナーのネタバレになってしまうかもしれないので控えますが、その日の私の一番の学びは、グラレコはインプロ(即興劇)なんだ、ということです。これは実は板書にも言えることなのだと思います。 完了した話し合いの内容を可視化するのであれば、結論がわかっていますから、構成もとりやすいでしょう。でも板書が対象にしているのは現在進行中の話し合いです。こちらのプランなどモノともしない子供たちの意見に「それ、どこに書いたらいいの?」と悩んだ経験は皆様おもちなのではないでしょうか。でも悩んでも時間も子供も止まってくれません。今描いた先を描き続けるしかないのです。インプロは、そのような状況で生まれるものです。ここでどんな風に描いて子供たちに返...